【南関東競馬】小林オーナー「神様とファンに感謝」初年度ラブミーチャンと交配予定
「東京大賞典・G1」(29日、大井)
3番人気のコパノリッキーが鮮やかに逃げ切り、国内最多となるG1級レース11勝目の新記録を樹立して引退レースを飾った。
最終12Rが終了して真っ暗になった大井競馬場で、コパノリッキーの引退式が行われた。田辺が騎乗してゴール前を引かれる愛馬の姿を眺めた小林オーナーは「神様とファンの皆さまに感謝します。この馬が私の手元に…」と言ったところで、感極まって言葉に詰まった。さらに同オーナーの好意で、記念に製作された缶バッジがファンに配布され、スタンド前には長蛇の列ができていた。
年明けの6日にも京都競馬場で引退式が行われ、種牡馬として北海道日高町のブリーダーズ・スタリオンステーションでけい養される。小林オーナーの所有馬であるラブミーチャンとの配合も予定されており、産駒のデビューが待たれる。