「ボートレースダービー・ＳＧ」（２４日開幕、平和島）

　斉藤仁が地元の意地を見せる。ダービーは２年連続２回目の出場。「平和島でダービーが開催されることが決まったときから、出場することを意識してきた。出られてホッとしている」と話した。平和島はデビュー＆初１着を挙げた思い出の地で、１３年３月のクラシックでＳＧ初優出を果たした舞台でもある。通算ではＳＧ１回、Ｇ１・３回を含む優出２２回でＶ６。当地の出走回数、１着回数とも出場選手の中では角谷健吾に次ぐ２位。エンジンの調整面などでアドバンテージがあるのは明白だ。

　昨年末のＳＧ・グランプリシリーズ（住之江）で優出。今年は大舞台での活躍が期待されたが、５月とこなめの一般戦のＶ１のみ。決して満足のいく結果が残せているとはいえない。それでも２月桐生のＧ１・関東地区選手権など１０回優出するなど、粘り強い走りは見せている。ＳＧでは厳しい戦いが続いているとはいえ、全てを熟知している得意の地元戦なら健闘は可能だ。