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【ボート】小野生奈、地元芦屋で女王初戴冠「涙が出て来ました」

 レディースチャンピオンを制してファンの声援に応える小野生奈
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 「レディースチャンピオン・プレミアムG1」(6日、芦屋)

 地元で初G1タイトル奪取-。1号艇で人気を集めた小野生奈(28)=福岡・103期・A1=がインから堂々と逃げ切り、デビュー9年目で自身初のG1優勝。賞金1000万円を手にした。通算では9回目の優勝となった。2着には細川裕子、3着には松本晶恵が入り人気サイドの決着となった。

 昨年は準Vに終わった小野が、今年はリベンジを果たして新女王の座についた。台風接近の影響で風速7メートルの向かい風とスロー勢には不利な条件。「Sは風が気になって、ちゅうちょした」とコンマ19の5番手タイ。それでも内から伸び返して1Mを先マイ。「1Mほぼ全速で回ったので差されてなくて良かった」と持ち前のターン力で後続を突き放すと、そのままゴールラインを真っ先に駆け抜けた。

 エンジンは決して万全の状態ではなかった。「安定板が付いて足落ちしていた」と優勝戦までに休む間もなく調整に着手。「でもまだ合ってないのであとは気持ちだけ」と自分に言い聞かせてもぎ取ったV。「声を掛けてくれた方々のことを思うと涙が出て来ました」とピットに戻ると笑顔がトレードマークの小野に涙があふれた。

 デビューしたのも芦屋、初1着も芦屋。自分を育ててくれた地元水面で手にした女王の称号。祝福してくれた仲間の中には、師匠で元選手の吉田弘文さんもいた。レース開催中の事故で引退を余儀なくされたが、弟子の優勝戦1号艇で応援に駆けつけた。優勝を見届けた吉田さんは「一緒に乗って教えることはできないが、この優勝でメンタル面も大丈夫」と太鼓判。小野も「いつまでも私の師匠です」と喜びを分かち合った。

 大好きな芦屋、大好きなファン、そして育ててくれた師匠の前で勝ち取ったG1初V。これからさらに上を目指す彼女をみんなが見守っている。

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