【南関東競馬】佐々木竹見氏「すごいよ」 7151勝の先輩が的場文を賞賛

 「川崎マイラーズ・S3」(17日、川崎)

 還暦のレジェンドジョッキーが重賞の晴れ舞台で金字塔を打ち立てた。史上2人目の地方競馬通算7000勝にあと1勝と迫っていた的場文男騎手(60)=大井・フリー=は17日、川崎11R「川崎マイラーズ・S3」をリアライズリンクスで勝ち、佐々木竹見氏(75)の7151勝に次ぐ大台を達成。同時に自身が持つ重賞勝利の最年長記録も更新した。

 前人未到の地方競馬通算7151勝。後輩の偉業達成に国内最多勝記録を持つ佐々木竹見氏が、まるで我がことのように声を弾ませた。「的場君を褒めるしかない。あの年齢まで乗って、さらに結果を出すなんてね。大したものだ。ホントにすごいよ」とまくし立てた。

 数多くのケガを乗り越え、自身は98年7月に56歳8カ月で7000勝を達成した。デビューから38年1カ月。当時は決して誰にも破られることはないと言われた、とてつもない数字だ。それから19年。還暦を迎えた後輩が史上2人目となる大記録についに到達した。「若い頃から人間的にもしっかりしていたし、とにかく負けん気が強かったね」と懐かしむ。

 国内最多勝記録更新まで、あと“151”となったが、「記録は破られるものだから」とさっぱりしたもの。「目標があるから、まだまだ頑張れるんじゃないかな」と言うと、「とにかく褒めるしかないよ」と何度も繰り返していた。

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