【ボート】田中信一郎が尼崎で12年8カ月ぶりの優勝

 「ボートレースチケットショップ京丹後開設1周年記念競走」(30日、尼崎)

 最終日の12Rで優勝戦が行われ、断然の人気を集めた田中信一郎(44)=大阪・69期・A1=がインから押し切って1着。尼崎では2004年7月、G3戦以来のVを今年2回目の優勝で飾った。

 優勝戦は、2号艇の向所浩二、3号艇の松本勝也の地元ツートップがコンマ04のトップSで襲いかかったが、田中もインからコンマ09の快Sで1Mを先攻。「少し焦りましたが、自信を持って先に回れば逃げる自信があった」と圧巻のターンで攻勢を封じ、BSから独走態勢。「足は普通だけど、すごく乗りやすくてサイドの掛かりも良かった」と安定感抜群の舟足を披露。堂々の逃走劇でVゴールを駆け抜けた。

 尼崎では、12年8カ月ぶりの優勝となり「若い時から走らせてもらい、田中信一郎という存在を作っていただいた場所だと思う。久々に優勝できて本当にうれしい」と表彰台で感謝を述べた。

 昨年7月のSG・オーシャンカップ(鳴門)の準優勝戦でFのため、罰則に従い一般戦が続いたが「今年に入ってG1、SGに復帰できましたが、なかなか結果を出せていない。4月からそういうところでも、しっかり結果を出せるようにしたい」と次走のG1・京極賞(4月5~10日、まるがめ)に向け気を引き締めた。「もう一度、獲りたい。これからも心を込めてグイグイ行きますので、たくさん舟券を買いにきてください」とSGでの活躍を誓った。

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