【日経賞】ゴールドアクター連覇仕上げ ハードトレを順調に消化
「日経賞・G2」(25日、中山)
連覇に向けて視界は良好だ。昨年末の有馬記念3着以来となるゴールドアクターは22日、美浦Wで3頭併せ。直線で先行した2頭の間を鋭く突き抜けた後も、しっかりと追われるハードトレを消化した。
5F65秒5-37秒9-12秒5の時計に中川師は「予定通り先週より強めにやって、体つきがいい。(馬体重は)前回と同じくらいか、少し減るくらいで出せそう」と仕上がりに不安なしを強調した。
これまで3カ月以上の休み明け初戦は5戦全勝。しかも中山芝は7戦4勝で、今回と同条件に絞れば2年前の有馬記念、昨年の当レースも制し相性抜群。
昨年は天皇賞・春、ジャパンC、有馬記念と敗れ、無冠に終わった。復権を懸ける17年、指揮官は「鉄砲も利くし、中山コースってのもいいね」と、最高の条件で迎える復帰戦を前に胸を張った。