【京成杯AH展望】得意のマイルでロードクエストが反撃に出る
「京成杯AH・G3」(11日、中山)
サマーマイルシリーズ最終戦。逆転優勝を狙える馬たちが参戦してきたが、主役は3歳馬ロードクエスト。クラシック路線ではひと息だったものの、2走前のNHKマイルCではメンバー最速の上がりで2着。6着ブランボヌール、12着シュウジがサマースプリントシリーズで好走しており、レベルの高い一戦だった。昨年の新潟2歳Sでは衝撃の末脚で圧勝。得意のマイル戦なら古馬相手でもV濃厚だ。
東京新聞杯4着後は爪の不安で休養に入ったダノンプラチナ。昨年は富士Sを休み明けで快勝しており、ぶっつけはマイナスにならない。14年朝日杯FSを制して、スプリングSではキタサンブラック、リアルスティールに次ぐ3着。その後の2頭の活躍を見れば同馬も最強世代の1頭。首位争いは間違いない。
ダノンリバティは関屋記念で2着。3番手追走から直線で先頭へ。目標にされた分、ゴール前で勝ち馬に首差差されたが、勝ちに等しい内容だった。ここを勝てば逆転でサマーマイルシリーズ制覇となるだけに力が入る。
中京記念、関屋記念でともに4着と堅実な走りが続くダンスアミーガにも一考。ピークトラム、ラングレーも上位進出可能な力を持つ。