【南関東競馬】ホワイトフーガ圧勝 58キロなんの!重賞V4

 「スパーキングレディーC・Jpn3」(6日、川崎)

 58キロの斤量を背負った1番人気のホワイトフーガが3角手前で先頭に立ち、そのまま後続を振り切って重賞4勝目。逃げた4番人気ブルーチッパーが、最後まで粘って2着。3番人気タイニーダンサーが3着に入った。2番人気ヴィータアレグリアはゴール前で伸びを欠き4着に終わった。

 58キロの斤量を背負っても強かった。好スタートから逃げるブルーチッパーの2番手につけたホワイトフーガ。ありあまるパワーを抑えきれず、3コーナー手前で早々と先頭に立った。チグハグしたレース運びとなっても、力の違いは断然。最後まで後続を寄せ付けず、悠々と2馬身差をつけてフィニッシュした。

 15年5月の端午S(京都)以来のコンビとなった蛯名は、「ちょっと折り合いを欠いたが、馬の力で押し切ってくれた。これだけの斤量を背負って勝つんだから、秋も期待したくなりますね」と高く評価。高木師も「精神面が成長して、環境が変わっても動じなくなった」と目を細めた。今後はレディスプレリュード(9月19日・大井)をステップに、連覇を狙うJBCレディスクラシック(11月3日・川崎)を目指す予定だ。

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