【若葉S】ダイオウ3連勝でダービーへ
「若葉S」(19日、阪神)
大舞台へとつながる大きな大きな勝利を手にした。1番人気アドマイヤダイオウが3連勝。ハイレベルの3歳牡馬戦線で一気に、その存在感を増してきた。
スタート後は後方の位置になったが、向正面から2番手へとポジションアップ。上位2頭のマッチレースとなった直線で、この馬の真骨頂とも言える勝負根性を発揮する。
残り200メートルでいったん前へ出た2着馬に内から食らいつくと、右ステッキを連打するM・デムーロのアクションに応え、わずか鼻差だけ差し返した。まるで馬がゴール板を知っているかのような攻防に、鞍上も「すごいね。勝つのが好きな馬。それがストロングポイント。まだ若いけど、スタミナがあってすごくいい馬」と賛辞を惜しまない。
もともと皐月賞はパスする予定でのトライアル参戦。大目標のダービー(5月29日・東京)出走に必要な賞金獲得が目的だっただけに、2着では意味がなかった。一瞬、勝利を諦めた友道師は声も出なかったという。「負けたと思ったから。最後だけ真剣に走ったみたい。4戦目でこんな競馬ができるとは…」と目を丸くした。
ゲートで立ち上がり、枠内駐立不良で発走調教再審査に。3週間はレースに出られないが、「ダービーに向けて、ジョッキーも探さないと」と指揮官は力を込めた。スタミナと勝負根性が自慢のディープインパクト産駒が、世代の頂点獲りへ胸を張って歩を進める。




