【ドバイWC】ドゥラ シーマC参戦へ

 「ドバイシーマクラシック・UAE・G1」(26日、メイダン)

 骨折明けの中山記念を快勝した昨年の2冠馬ドゥラメンテ(牡4歳、美浦・堀)がドバイシーマクラシック・UAE・G1(26日・メイダン)に挑戦することが決定した。復帰初戦をVで飾り、あらためて能力の高さを見せつけた怪物が、いよいよ海を渡る。続々とドバイミーティング参加馬が決まっていく一方で、3年連続のドバイワールドC参戦を目指すホッコータルマエ(牡7歳、栗東・西浦)には招待は届いていない。

 いよいよ“怪物”が世界へ飛び出していく。ドゥラメンテのドバイシーマクラシック参戦が決定。3日にサンデーサラブレッドクラブのホームページで発表された。堀師、関係者が協議した結果、招待を承諾したもので、引き続き主戦のM・デムーロが騎乗する。

 馬主のサンデーレーシング・吉田俊介代表は「賞金が高いし、世界中から注目されるミーティング。状態さえ整えば行きたいと堀調教師にはリクエストしていました。使った後に関しては未定。帰国後の様子などを総合的に判断してからですが、凱旋門賞(10月2日・シャンティイ)は使いたいと考えています」と語った。

 同レースは01年にステイゴールド(当時はG2)、06年にハーツクライ、14年にジェンティルドンナと、日本調教馬が3頭勝っている。無事なら3冠確実だったと言われるドゥラメンテ。中山記念では能力の違いを見せつけ、現役最強をアピールした。日本馬4頭目のシーマクラシック制覇への期待は膨らむ。

 同馬は3日から美浦トレセンで馬場入りを再開。北の角馬場で乗られた。休み明けで勝った反動はなさそうだ。10日から出国検疫に入り、他の招待馬と同じ16日のEK9351便で出発する。

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