【クイーンC】エンブレム始動戦へ快走
「クイーンC・G3」(13日、東京)
昨年の2歳女王が4日、美浦Wを快走した。抜群の手応えで進んだメジャーエンブレムは軽く仕掛けられると、僚馬ダンディーレイ(6歳1000万下)とトゥルッリ(4歳1000万下)をとらえて、一気に突き抜けた。5F66秒3-37秒2-12秒3のタイムを確認し、田村師は「いいんじゃないですか。やればいくらでも時計は出るので」と納得の表情だ。
デビューから順調に経験を積み重ね、4戦目の阪神JFで初タイトルを獲得。2着馬に2馬身差の完勝だったが、陣営は伸びしろを感じ取っている。「もともとポテンシャルだけで走っているようなところがあったが、体幹がしっかりして、精神面も大人になっています」と目を細めた。
この一戦のあとは桜花賞(4月10日・阪神)へ直行の予定。クラシック本番に弾みをつけるためにも、今季始動戦で負けるつもりはない。