【アイビスSD】ベルカント豪快リハ
「アイビスSD・G3」(8月2日、新潟)
快速牝馬ベルカントが29日、栗東坂路で迫力満点のアクションを披露した。踏み荒らされた内ラチ沿いを豪快に伸びると、ラスト1Fはこの日最速となる11秒5をたたき出した。
「自己ベストだね。調教を十分に積んでいるし、いい状態で出せそうだ」と角田師は笑みを浮かべる。先週も4F50秒8を出しているため、今週は控えめだったが、それでも同52秒5の好時計。他馬に蹴られた影響から、大事を取ってCBC賞を取り消したが、休んだのは1日だけ。この日の動きから、その影響は皆無と映る。
通常、追い切りは馬の少ない外ラチ沿いを通るが、あえて内を選択。「どうしてももたれてしまうからね。左回りより直線コースの方がいいと思う。あとは枠。真ん中より外が当たれば」と願いを口にした。初の“直千”が、天性のスピードが生きる絶好の舞台となるか。