「宝塚記念・Ｇ１」（２８日、阪神）

　今年もトップ当選だ。中央競馬の上半期を締めくくるグランプリのファン投票最終結果が１１日、ＪＲＡから発表され、天皇賞・春を制してＧ１・６勝馬となったゴールドシップが、６万６１２３票を獲得して堂々の１位に輝いた。

　昨年を約１万５０００票上回る人気に「応援してくれる方々に感謝しています。歴史をつくれるような馬だと思うし、調教師冥利（みょうり）に尽きる。しっかりとやっていきたい」と須貝師は意欲をのぞかせた。

　今週水曜に行った２週前追い切りに続き、１週前、当週も横山典が騎乗して入念に調整を行う予定だ。「今週はノリちゃん（横山典）の好きなようにやってもらったが、来週はそろそろスイッチを入れていくよ」。昨年は史上初となる連覇を決め、今年は３連覇が懸かる。勝てばＪＲＡ歴代最多に並ぶＧ１・７勝目、重賞１２勝目に。偉業達成へ向け、徐々に戦闘モードへと移行していく。