「オークス・Ｇ１」（２４日、東京）

　心身ともに充実一途だ。桜花賞馬のレッツゴードンキは１４日、岩田を背に栗東坂路でアドマイヤシャイ（３歳５００万下）と併せ馬。道中は僚馬を前に見る形で折り合い重視で運ぶと、ラスト１Ｆは鞍上が促しただけでスムーズにギアチェンジ。一気に併走馬を置き去りにし、４Ｆ５３秒９－３８秒３－１２秒３で１馬身半先着した。

　前走後の初コンタクトを終え、主戦は「最後に仕掛けた程度だったけど、落ち着きもあったし、反応もすごくいい」と感触は上々。見届けた梅田師も「ほぼ馬なり。反応を確かめてもらったけど、良かったね」と表情は明るい。

　一気に４Ｆの距離延長となる。トレーナーは「落ち着いて臨めるように調整している。桜花賞もダメージの残る競馬じゃなかったし、その分仕上げやすいよ」と自信をのぞかせる。さらに状態を上げ、２冠獲りに挑む。