【ダービー】ドゥラメンテ好気配漂う
「日本ダービー・G1」(31日、東京)
皐月賞馬のドゥラメンテが2冠奪取へ、好気配を漂わせている。同じくダービーに出走するサトノクラウン(3歳オープン)との豪華併せ馬は14日、美浦Wで皐月賞馬が2馬身後方から発進する形。すぐさま直後に取りつき、きっちりと折り合いながら進めて行く。ラストは馬なりで併入し、5F69秒8-39秒6-12秒6。「テンションを上げないように仕上げています。至って順調ですね」と橋本助手は気性的な危うさを見せなかった愛馬にひと安心の様子だ。
前走は4角で斜行したとはいえ、ラストの伸びは圧巻の一言。「勝負どころで内々の後方2、3番手。さすがに苦しいなと思った」と絶望的な状況から、メンバー最速の上がり3F33秒9でぶっこ抜いた。凱旋門賞・仏G1(10月4日・ロンシャン)にも登録している大器。能力発揮の先に2冠があると陣営は信じている。