【皐月賞】ノーザンF・中島場長感謝

 「皐月賞・G1」(19日、中山)

 後方から運んだ3番人気のドゥラメンテが、4角で外斜行しヒヤッとさせながらも直線は驚異的な末脚を披露。母子4代G1制覇の偉業を達成した。M・デムーロは騎乗停止処分を科せられたが、レース歴代単独トップの4勝目。今後はダービー(5月31日・東京)で春2冠を目指し、秋には凱旋門賞・仏G1参戦も視野に入れている。

 ドゥラメンテの母アドマイヤグルーヴは12年10月15日に急死しており、第75代皐月賞馬は忘れ形見。生産者のノーザンファーム・中島文彦場長は「成長がゆっくりで、母に似て繊細な馬。丁寧にやっていただいたおかげです」と厩舎の仕上げに感謝する。気性的に牧場時代から調教には気を使ったという。「母にも乗っていた林宏樹厩舎長にずっと調教をつけてもらいました。こちらは牡馬だが、血がつながって良かったです」と喜んでいた。

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