オグリローマン死す 24歳、心不全

 94年の桜花賞馬オグリローマン(牝)が3日に生まれ故郷でけい養先である北海道新ひだか町の稲葉牧場で死亡していたことが6日、わかった。24歳だった。同牧場によると死因は心不全。芦毛に頻発する皮膚がん・メラノーマも患っていたが、最後は厩舎で安らかに眠りについたという。

 公営・笠松で7戦6勝の成績を残したあと、瀬戸口勉厩舎から中央デビュー。2戦目のチューリップ賞で2着に入り優先出走権を獲得して臨んだ桜花賞は、武豊を背に中団から鮮やかに突き抜けた。中央での勝利はこの1勝(8戦)だけだったが、国民的アイドルホース・オグリキャップの半妹でもあり、大きな注目を集めた。

 同年12月の阪神牝馬特別13着を最後に現役を退き、繁殖牝馬としては活躍馬を輩出できず11年に引退。余生を送っていた。

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