【チューリップ賞】コンテッサ3連勝へ
「チューリップ賞・G3」(7日、阪神)
チャンスをモノにする。ルメールの騎乗停止で白紙となっていたコンテッサトゥーレの鞍上が北村友に決定。水曜の追い切りで初コンタクトを取り、Vのイメージを膨らませた。
栗東坂路で4F52秒6-12秒3。併せ馬で先着を果たした内容に、「乗りやすいですね。追いだすまではどうかな、と思っていましたが、行きだしたら速かった」と振り返り、「やはり素質がある」と好感触を得ている。
手綱を託す陣営の信頼も厚い。急きょの騎乗依頼にも、安田翔助手は「慌てないところがいい。馬のリズムを守ってくれる。特にこの時期の若馬は繊細ですから。彼なら安心して任せられます」と全幅の信頼を寄せる。
北村友は安田厩舎で計20勝を挙げており、11年北九州記念ではトウカイミステリーでG3を制覇。同年のドラセナ賞-葵Sでは、のちに13年の年度代表馬に輝いたロードカナロアで連勝と結果を出した。冷静沈着な騎乗で、良血ディープインパクト産駒を無傷3連勝へと導く。