【エ女王杯】マンボ再び輝き放つ!

 「エリザベス女王杯・G1」(16日、京都)

 宝塚記念(11着)で凱旋門賞への夢を絶たれ、秋初戦の京都大賞典も10着に敗れた。メイショウマンボの立ち位置は、秋華賞を射止めて臨んだ昨年(1着)とは違う。ただ、快勝したあのオークスは、桜花賞10着からの逆転劇。秋華賞ではローズS4着を糧に、変身を遂げた。そして今春も同様に、大阪杯7着からヴィクトリアマイルで2着に。逆境に強い。それが女王の女王たるゆえんでもある。

 「いい状態で送り出せた前回ですが、走り切ったという感じではありませんでした。ですから疲労もなく、とても順調です」。大きく崩れた前走。レースを終えて栗東の厩舎に戻ったマンボは、すぐさま与えられたカイバを完食したという。力を出し切った時の様子とは異なっていた、と塩見助手は話す。

 「ピリピリしたところが出て、スイッチが入ってきたかな、という感じ。もともと叩いて良くなる馬ですし、変わってくれるはず」と同助手は精神面の変化に言及。闘志さえよみがえれば、と期待を込めた。圧巻の走りで喝采を浴びたあの日から1年。逆転の女王が、晩秋の古都で再び輝きを放つ。

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