【高松宮記念】コパ氏G1開幕2連勝!
「高松宮記念・G1」(30日、中京)
表彰台の上で、小林祥晃オーナー(66)が満面の笑みを浮かべた。最低人気のコパノリッキーで制した14年第1弾のフェブラリーSに続く、G1・2連勝。84年のグレード制導入後、史上初となる馬主のG1開幕2連勝の快挙に、「ちょっと自慢になるよね」と、いたずらっぽく笑った。
オーナーはこの日、自宅のある東京からまずは京都の伏見稲荷へ。名古屋に移動後は熱田神宮に参拝してから中京競馬場へやってきた。「勝負にこだわった。こんな時、信じられるのは自分だけ。夢は持つべきだ」と入念な“V祈願”の成果に胸を張った。
高松宮記念は思い入れのあるG1だ。「初めて出した時(06年コパノフウジン15着)、大負けしちゃってね。今回がそれ以来2回目の参戦だけど、それで勝てたのだから感慨深いよ」と勝利の余韻に浸り続けていた。