ディープ産駒、2億4000万円で落札

 「セレクトセール2013」(9日、ノーザンホースパーク )

 今年もディープ祭りだ。「セレクトセール2013」の2日目が9日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われた。当歳馬220頭が上場され、最高価格の2億4000万円で落札された「アゼリ13」(牡)を筆頭に、1億円超えの5頭中4頭がディープインパクト産駒。前日に行われた1歳馬のセリとの2日間トータルでは、実に13頭中10頭が同産駒という結果になったセール全体の落札総額は117億6470万円で史上最高額を更新した。

 張りつめていた緊張感は、セリ開始とともに大きなどよめきへと変わった。会場に上がったのは「アゼリ13」(牡、父ディープインパクト)。リザーブ価格を告知する前に「1億円!」という声が飛ぶと、続いて1億5000万円にアップ。間髪を入れずに「2億円!」とカウンターを浴びせたのは、競走馬売買のエージェント業務を行う(有)デスクバレットの田辺滋久氏だった。2億2000万円の反撃もあったが、2億4000万円で落札に成功。どこからともなく拍手が湧いた。

 父は泣く子も黙る7冠馬。母は02年の米国年度代表馬でG1・11勝を挙げたということもあり、セール前から熱い視線を一身に集めていた。超のつく良血馬を、最高値で競り落とした同氏は「2億円以下にはならないだろうと思っていました。大きな仕事ができて幸せです」とホッとした表情をのぞかせた。「値段は競走で十分にペイできるし、種牡馬としても約束されている馬。ディープ産駒を多く見てきたが、そのなかでも走る特徴を備えていると思います。この馬が走らなかったら、どの馬が走るんでしょうね」と将来性を高く評価した。

 馬の名義については明かさなかったが、「入厩先はこれから、この馬にふさわしいところを探そうと思います。目指すところは国内のG1レース」と展望を描く。“18冠ベビー”がどんな成長を遂げていくのか。楽しみは尽きない。

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