11年の宝塚記念など重賞5勝を挙げたアーネストリー(牡8歳、栗東・佐々木)の引退、種牡馬入りが8日、発表された。
佐々木師は「この馬には調教の難しさ、楽しさをあらためて教えてもらった。プロとしてやっていけるかな、と思わせてくれたのもこの馬。丸6年。長く活躍してくれた」と愛馬をねぎらった。サンデーサイレンスの血が入っていないことから、「サンデー系の牝馬に付けられるし、いい種牡馬になるんじゃないかな」と第2章に期待を込める。
通算成績29戦10勝(うちG1・1勝)。9日付で登録を抹消され、同日中に北海道日高町のブリーダーズスタリオンステーションに移動し、種牡馬となる。