【ボート】快適ナイターで暑気払い

 ナイターレースに行こう!ロンドン五輪など、大いに盛り上がった2012年の夏だが、子どもたちの夏休みもあと数日。まだまだ暑いとはいえ、猛暑は終了。日が暮れた夜は過ごしやすくなっていく。この時期にピッタリなのが「ナイターレース」観戦だ。都市部なら仕事帰りでも行ける。現在、ボートレースでは、全国5場でナイターレースが開催されている。

 いよいよこれからが、ナイターの季節。暑い昼間とは違い、日が暮れた夕方から夜にかけてはボート観戦には最適。平日でも、会社が終わってからボートレース場に行くことも可能だ。例えば「住之江ボート」なら、梅田から地下鉄で約30分、なんばからなら約15分。「蒲郡ボート」も名古屋から快速で約40分、豊橋からなら約15分と近い。

 通常、ボートレースは昼間の開催だと10~17時くらいの時間帯になるが、ナイター開催では、14~21時くらい。会社帰りでもメーンレースを中心に、ボートレースを楽しむことができる。一度足を運んで、ボート音に包まれて欲しい。

 さて、それでは簡単なナイターレース攻略のヒントとなるデータをいくつか紹介しておこう。

 まずコース別成績を調べてみると、夜になると、インが昼間以上に断然強くなる。桐生、蒲郡ではカド攻めが決まる可能性もあるが、住之江、まるがめでは、1コースの強さが圧倒的で、イン(コース)断然有利には逆らえない。今年5月から変更になった新ペラ制度下では、さらにその傾向が顕著になっている。

 また、地元がナイター開催をしている選手は、自然とナイターレースに出場する機会も増え、当然成績も良くなる。桐生では“夜の帝王”こと山崎智也が巧者ぶりを発揮。98年9月から桐生でのナイターG1戦を5勝している。また、蒲郡では赤岩善生が2度のG1戦も含めて、地元での連続Vを5に伸ばして現在継続中で、ダントツの強さを示している。とにかくナイターでは地元優位が昼間以上に顕著だ。

 ただ、地元がナイター開催をしていない選手でも、ナイター巧者はいる。02年の蒲郡でのMB記念を優勝して、初代ナイターSGチャンピオンとなった今垣光太郎(石川)は、その後、04年蒲郡MB記念、08年若松MB記念を優勝。ナイターSG3回制覇は現在トップ。また兵庫の魚谷智之、静岡の菊地孝平も、ともにナイターSGで2度の優勝があり、ナイターを得意にしている選手だ。

 といったデータも参考に、みなさんナイターレースはいかがですか?

 ◆住之江以外は1年中ナイター開催 現在5つのボートレース場でナイターレースが行われているが、若松、蒲郡、まるがめ、桐生の4場は原則として、すべての開催がナイター開催。桐生は昨年まで冬場だけは昼間開催だったが、今年度からはすべての開催がナイターとなった。住之江では冬場は昼間開催。今年の場合は11月までがナイターで、12月開催からは昼間レースになる。

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