【8月11日のあんぱん】第96話 独立した嵩は独創漫画派に所属 のぶは鉄子にクビにしないでと訴える
【先週のあらすじ】
三星百貨店の宣伝部で働く嵩(北村匠海)は、打ち合わせのカフェでいせたくや(大森元貴)と出会う。手嶌治虫(眞栄田郷敦)の漫画に焦る嵩に、のぶが懸賞応募を勧めると見事入選。蘭子(河合優実)とメイコ(原菜乃華)が上京し、メイコは健太郎(高橋文哉)と結婚。退職し漫画家になると宣言した嵩だが5年が経過。手嶌治虫の人柄に触れた嵩はついに独立。反対する登美子(松嶋菜々子)に背く嵩を、のぶは励ます。
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三星百貨店を辞めて独立した嵩は、独創漫画派という集団に所属する。そこで割り振られた仕事をこなしていたが、決して順調とは言えなかった。嵩を支えるため、のぶは鉄子(戸田恵子)に秘書を続けさせてほしいと頭を下げる。そんな中、八木(妻夫木聡)の店で自分の漫画は大衆受けしないと愚痴る嵩。八木は、大衆に媚びずに嵩らしいものを書けばいいのだと諭す。
朝ドラ112作目の「あんぱん」は今年放送100年を迎えたNHKが送る、愛と勇気の物語。「アンパンマン」の作者やなせたかしの妻・暢がモデルのヒロイン、のぶ役にオーディションで3365名の中から選ばれた今田美桜。後に夫となる嵩(たかし)役を北村匠海が演じる。脚本は、ドラマ「ハケンの品格」、朝ドラ「花子とアン」など多数の実績を持ち、生前のやなせたかしと交流のあった脚本家・中園ミホがフィクションとして描き出す。
