【5月12日のあんぱん】第31話 夏休み、嵩に言い過ぎたと浮かない表情ののぶ 帰省した嵩を迎えたのは

久しぶりの町を歩く嵩。左から、健太郎(高橋文哉)、嵩(北村匠海)、のぶの末の妹・メイコ(原菜乃華)
健太郎(高橋文哉・中央)を伴って帰省した嵩(北村匠海・左)を待っていたのは、メイコ(原菜乃華)だった
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【先週のあらすじ】

 東京高等芸術学校に入学し自由で刺激的な毎日を送る嵩(北村匠海)と、女子師範学校で愛国心を叩き込まれるのぶ(今田美桜)。朝田家では豪(細田佳央太)に赤紙が届く。豪を慕う蘭子(河合優実)は壮行会の中ひとり発つ豪を追い、結ばれる。のぶは慰問袋作りの活動が新聞に載り、愛国の鑑と呼ばれる存在に。嵩からの電話を、兵隊のことを考えたことがあるかと切ってしまう。

  ◆  ◆

 夏休みで帰省したのぶは、銀座のパン屋のことを草吉(阿部サダヲ)に尋ねるが、はぐらかされる。母・羽多子(江口のりこ)はあまり詮索してはいけないと、のぶをたしなめる。その夜、妹・蘭子から嵩が帰ってくると聞きいたのぶは、電話で言い過ぎたと浮かない表情。2日後、お土産を抱えた嵩が、健太郎(高橋文哉)を連れて御免与町に帰ってくる。待っていたのは、のぶの末の妹・メイコ(原菜乃華)で…。

 朝ドラ112作目の「あんぱん」は今年放送100年を迎えたNHKが送る、愛と勇気の物語。「アンパンマン」の作者やなせたかしの妻・暢がモデルのヒロイン、のぶ役にオーディションで3365名の中から選ばれた今田美桜。後に夫となる嵩(たかし)役を北村匠海が演じる。脚本は、ドラマ「ハケンの品格」、朝ドラ「花子とアン」など多数の実績を持ち、生前のやなせたかしと交流のあった脚本家・中園ミホがフィクションとして描き出す。

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