内田裕也、参院選出る気だった

 ロックンローラーの内田裕也(73)が9日、都内で行われた仏映画「最後のマイ・ウェイ」(20日公開)の特別試写会に、タレントのデヴィ夫人(73)と出席し、21日投開票の参議院選挙に出馬の意志があったことを明かした。

 内田は舞台あいさつの終盤で突然「いま、参院選が行われてます。僕も出ようかと思った」と告白。「ですが、アントニオ猪木、山本太郎が出たので断念した」と翻意した理由を打ち明けた。

 内田は1991年の東京都知事選で、猪木氏が出馬表明しながら公示直前で辞退したことに落胆して、立候補した因縁があり、それをふまえて発言したようだ。30年来の友人というデヴィ夫人からは「(立候補なんて)やめた方がいいわよ」と助言され苦笑していた。

 同作は、60年代に活躍した仏歌手クロード・フランソワの生涯を描く。

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