ケント・モリ氏 花組公演で振り付け

 マドンナのワールドツアーなどに参加した世界的ダンサーで振付家のケント・モリ氏(28)が、創立100周年イヤーの宝塚歌劇団花組公演のショー「TAKARAZUKA夢∞眩」の振り付けを担当することになり14日、兵庫県宝塚市で、トップスターの蘭寿とむと会見した。東京公演の千秋楽で退団する蘭寿は、初タッグのモリ氏の振り付けに「最後ですが、挑戦できる場を与えてくださって」と感謝した。

 モリ氏が振り付けるのは、盲目の少女を助けるために悪と立ち向かう銀狼(ぎんろう)のシーンといい、約5分50秒ほど。蘭寿は「今まで使ったことのない筋肉を使って」と笑わせた。モリ氏は蘭寿を「ものすごい才能のある方」と早くも大絶賛していた。

 公演は、ミュージカル「ラスト・タイクーン」との2本立て。宝塚大劇場は2月7日~3月17日、東京宝塚劇場は4月10日~5月11日。

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