EXILE AKIRA「大変な時期はありました」デビュー20年、ソロ活動も開始して目指す第2章
EXILE AKIRA(44)がこのほど、大阪市内でよろず~ニュースの取材に応じた。2006年6月6日に加入して20年。デビュー20周年の節目となった今年の6月6日には、自身初のソロ名義となる4曲入りデジタルEP「URBAN SAVAGE」をリリースし、今月10日からはツアーも行う。ソロとしての意気込み、これからなどについて語った。
ソロ活動を始めたきっかけは、ファンに対する特別な思いがあった。「いわゆるセカンドキャリア的な道に一歩踏み出した経緯としては、周年ですと、過去を振り返ったり、懐かしんだりということが多いと思うんですけど、もちろん、それもしながら、自分らしくファンの皆さまに恩返しをするにはどういう形がいいかなと思ったときに、自分らしく、EXILEらしく、自分をアップデートしていくその背中、姿から、ファンの皆さまに感謝の気持ちをお届けできれば」。さらに進化した姿を見せたい気持ちが強い。
デジタルEPは新たな一面を見せた意欲作。「金髪で色黒でいかつい兄ちゃんが1人(メンバーに)入ってきて、期待していただいてから今日に至るまで、ずっと応援してくださっているファンの皆さまがいますので。20年前のような期待と衝撃をお届けするにはどうしたらいいか、何がいいかと思ったときに、自分で楽曲制作をしようという思いで作らせてもらいました」。自身のルーツにあるミクスチャーロックやHIP HOPテイストを混ぜたオリジナルスタイルの楽曲を収録した。
「Zepp Namba Osaka」(10日・大阪)を皮切りに、「Zepp Divercity Tokyo」(15日・東京)、「Zepp Nagoya」(21日・愛知)、「CLAPPER STUDIO TAIPEI」(8月8、9日・台湾)とツアーで回る。「お客さんと少しでも距離を近くしてやりたいというのと、楽曲の方向性もあって、ライブハウスでスタンディングのところを選ばせていただきました」。大きな会場を選択しなかった理由を明かした。
その先に見据えるものはある。「今回をしっかりと成功させて、次にホールツアーとか。言うのはタダなので。自分が初めてEXILEのステージに立った日本武道館に(ソロとして)立つことが、EXILEのAKIRAとして、本当の意味で第2章のスタートになると思うので、そこを目指して頑張りたいと思います」。描いたプランを実現させたい。
全国を回る機会が多いなか、最近はライブやイベント終了後にプライベートで食事に出かけたり、時間があれば街を散策したりするようになった。「EXILEで2年前ぐらいまでは、ライブを終わった後に食事とか行かなかったんですよ。いわゆる本当の打ち上げみたいなところは参加しますけど、もうライブ会場からホテルへ戻って帰るだけというのを、ずっと繰り返していたので。自分のスタンスだと思うんですけど、(ライブに)集中するという」。ストイックな日々を過ごしていた。
ただ、年月を重ねていくうちに心境に変化が生まれた。「日本を知りたくて。せっかく、これだけ全国を回らせていただいているので、その土地のカルチャー、歴史とか知ることも大事だと思って。極力、時間が空いているときは、街を散歩したりしていますね」。今回の取材前夜はイベント終了後に、自分でネットを検索して見つけた洋食屋に足を運んだ。「なぜか洋食が食べたくなって。こう、自分で調べて出歩くといろいろな発見がありますね」。お店の“アタリ”率は高いそうだ。
これまでは決して順風満帆ではなかった。「山あり谷ありですし、ピンチをチャンスにと言葉で奮い立たせても、やっぱり大変な時期はありました」。華やかな舞台の裏では人知れず苦悩することもあったが、EXILEに加入した幸運をかみしめる。「でも1つ言えることは、EXILEという情熱を注げるものに、出会えたことがこれ以上ない幸せなんじゃないかという」。夢を持ってもかなわない人が多いなか、つかむことができた喜びを感じながら、自分の信じる道を突き進む。
◆EXILE AKIRA 2006年にEXILEに加入。現在は、EXILE/EXILE THE SECONDの中心核として、またEXILE TRIBEのリーダーとして牽引し続け、映画、ドラマ、舞台など様々な分野でも活躍。俳優としては09年の初主演映画「ちゃんと伝える」で日本映画批評家大賞新人賞を受賞。12年には大ヒットシリーズのドラマ「GTO」にて鬼塚英吉役で主演を務める。23年からは「LDH愛夢悅」の代表取締役社長CEO/Chief Executive Officerを務め、台湾版紅白歌合戦「超級巨星紅白藝能大賞」への出演も果たす。日本国内のみならず、アジア、世界に向け、活動の場を広げている。
(よろず~ニュース・中江 寿)
