久しぶりに会った友人が愚痴ばかり→人生のステージが変わると人間関係も変わる?【漫画】
年齢を重ねると、それまで親しく付き合っていた友人と話が合わなくなる経験をする人が多くなってくる。漫画家・お招き猫のまたたびさんの作品『友達ってね少なくていいの』では、そんな交友関係について描いている。
物語は、主人公の寧々ママが友人の羊とカフェで待ち合わせをしている場面から始まる。店内に入り、寧々ママが「急に会いたいだなんてどうしたのぉ?」と尋ねる。すると羊は暗い表情で「それがさ…聞いてくれる…?」と自分が嫌だった出来事や周囲の人への不満をものすごい勢いで話し始めた。
寧々ママは困惑しながらも「大変だったわねぇ」「まあでも…今の話だと非はあなたにもありそうよお?」と素直な気持ちを口にする。この言葉を聞いた羊は怒り心頭となり「それじゃあ!私の気持ちはどうなるのよ!」と声を荒げた。
これを見て寧々ママは「次の用事の時間がきちゃったから今日は帰るね」と笑顔でその場を後にする。帰り道、ひとりになった寧々ママは「前は一緒にいて楽しかったんだけどなぁ。まっ!私の人生のステージが上がったってことね!さよならしーましょ」とつぶやくのだった。
同作について、作者のお招き猫のまたたびさんに話を聞いた。
ー同作を描かれたきっかけを教えてください。
私自身が寧々ママ側の立場に立って気づかされたことがあったからです。もともと友人が多い方ではなく「ともだち」と呼べる人は片手で足りてしまうくらいです。だからこそ、仲良くなれた相手に対して依存気味になってしまうこともありました。
寧々ママ側の立場になった時に、今までの自分がいかに自分勝手だったのかと痛感させられました。
ー禅語を作品に取り入れる際に意識されていることを教えてください。
禅語は答えではありませんが、「昔の人だってこんな風に考えていたんだ。もう少し気楽に生きようよ。」と教えてくれます。
作中の禅語は、その時の心のシーンに合わせて1番優しく寄り添ってくれそうなものを選ぶようにしています。私がえらそうに言うよりも説得力がありますしね。笑
ー同作に寄せられたコメントで印象に残っていることを教えてください。
印象的だったのは、意見がキッパリと2つに分かれていたことです。作品自体は寧々ママ側の立場から描かれたものですが、羊さんを擁護する声も多く、私自身に対しての批判的なコメントもみられました。
(よろず~ニュース特約・カキMONO.1)
