年金「何歳から受給するか」 65歳より前の“繰り上げ派”が3割 理由は「健康・寿命を考えて」が最多

 年金は「何歳から受給するか」によってもらえる金額が大きく変わる。税理士・菅原由一氏の運営する登録者数145万人超のYouTubeチャンネル「脱・税理士スガワラくん」はこのほど、55歳以上80歳未満の男女500人を対象に「年金受給開始年齢と選択理由」についてアンケートを実施、結果を公表した。

 現在の受給状況を尋ねたところ、「すでに受給している」が59.8%で最も多かった。「受給資格はあるが、受給していない」は9.6%で、もらえる年齢になったら自動的にもらうのではなく、あえて受給を見送る人や判断を先延ばしにしている人が一定数存在していることが分かった。

 受給開始年齢について、最も多かったのは制度上の原則年齢である「65歳(42.2%)」だった。「60~62歳」は20.6%で、「63~64歳(8.4%)」を含めると、65歳より前に繰り上げ受給を選択している人は約3割(29.0%)に上った。また、65歳以降の繰り下げ受給を選択している人は15.4%にとどまった。

 年金の受給開始年齢を選んだ理由では、「健康・寿命を考えて」が47.4%で最多。「生活費のため、早く現金が必要だった(26.2%)」「税金や手取りを考えて(24.0%)」と続いた。一方で、「制度をよく理解していなかった」も約1割(9.8%)が回答。また、「特に理由はない」はごく少数にとどまり、多くの人が何らかの理由や事情をもって年金受給のタイミングを選択している。

 公的年金は、原則65歳から受給が始まるが、60歳からの繰り上げ受給や、最大75歳までの繰り下げ受給を選択することができる。受給開始年齢によって、毎年もらえる年金額は増減し、その影響は一生続く。

 菅原氏は「年金の受給開始年齢に『絶対の正解』ありません。ただし、次の3つを軸に考えると、判断しやすくなります。

・81~82歳以上まで生きる自信がある→繰り下げ受給

・年金が主な収入源→繰り上げ受給

・働いている・他の収入がある→収入終了後に受給

迷った場合は、『早くもらう』のが現実的な選択肢であることが多いのが実情です。ぜひ、ご自身のライフプランに合わせて検討してみてください」としている。

(よろず~ニュース調査班)

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