キャラクターデザインを手がけるサンワード社の創業者で、デザイナーの上田修さんが亡くなったことが29日にわかった。同社が公式X（旧ツイッター）アカウントで公表した。

　公式アカウントでは「ご報告」と題して文書を公開し、「かねてより闘病中でありました弊社、株式会社サンワードの創業者、上田修が永眠いたしました」と発表した。文書とともに、上田さんがデザインした有名なキャラクターの画像も公開された。葬儀は近親者のみですでに執り行われ、故人の意向で弔問や香典などを辞退することも知らせた。

　同社は上田さんについて「画家として身を興し、キャラクターデザインの道に進み、『リトルボブドッグ』『家庭科のドラゴン』『スキップバニー』など、印象に残るも見たことがあるけど名前を知らない多くのキャラクターを世に送り出しました」と紹介。そして「弊社のキャラクターを見たことがある、すべての皆様に心から感謝申し上げます」と記した。

　この訃報にネットでは「ドラゴンは少年の心をワクワクさせる最高のデザインでした」「小学生男児達の家庭科裁縫に対する敷居を下げたという意味ではかなりの偉人レベルの人だったと思います」「見たことある白ワンコがリトルボブドッグなる名前だったとは、初めて知りました」との声が寄せられていた。

（よろず～ニュース編集部）