れいわ・山本太郎代表 初当選のラサール石井との共闘は「難しい部分ある」 社民党に対してジョークも

 れいわ新選組の山本太郎代表(50)が21日、国会内で会見を行い、参院選(20日投開票)で社民党から比例代表で出馬し、当選したラサール石井について言及した。

 改選前の2議席から、3議席と一つ議席を伸ばしたれいわ新選組。多くの政党が投開票日当日に行う「振り返り」の会見について、れいわ新選組はあえて当日はネット上での配信にとどめ、会見を翌日の21日に設定した。その理由について山本代表は「選挙最終日、投票箱の蓋が閉じられた後に1番盛り上がる選挙という風潮に異議を申し立てるという意味で開催しませんでした」と説明した。1議席伸ばした点については「多くの党が逆風を受ける中、議席を伸ばした我々、私ではなくボランティアの方々や支持者の方たちはよくやってくれた結果です」と素直に喜びの声を漏らした。

 また同じ芸能界出身で、政界に参戦することになったラサール石井についても言及。山本代表は「私たちの候補者の応援に積極的に来てくださった。どこかの政党を直接的に応援するということは芸能界では嫌われてしまう。避ける人が多い中で、非常にありがたかった」と話し、「今回社民党で議席を得られたということで、ぜひ国会で活躍していただきたい」と語った。

 ラサールは2022年にれいわ新選組から出馬していた水道橋博士の応援演説などに参加していた。ラサール自身も出馬会見や、街頭演説後の取材などで「もし誘われていれば、れいわ新選組として出馬していた」「シンパシーを感じている」などと肯定の意を表明している。

 れいわ新選組として掲げている消費税の廃止についても、今回の選挙戦でラサールは自身の政策論として訴えている。この点に関して、共闘はあり得るのかという質問には「ラサールさんがそう思っていても、各々の党として違う考え方であるならば難しい部分がある」と回答。ただ「れいわを応援してくださっていたということは、社民党の中では経済政策に詳しいお方だと思う」とジョークを飛ばし、「社民党の中での財政観というか、経済政策を変えていただきたい。もちろんリスペクトの気持ちをもってラサールさんとの交流は今まで通り続けていきたい」と話した。

(よろず~ニュース編集部)

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