「祇園祭」「仙台七夕」を抑えた1位は東北の一大イベント この夏「行ってみたい夏祭り」

 これからの季節、日本各地で開かれる「夏祭り」。盆踊りに屋台、おみこしなど伝統的な日本文化を楽しめる夏の一大イベントだ。出会い・恋愛マッチングアプリ・サービス「ハッピーメール」はこのほど、成人男女200人を対象に「行ってみたい夏祭り」に関するアンケートを実施、結果を公表した。

 第5位は25人が選んだ「秋田竿燈(かんとう)まつり」。毎年8月3日から6日に秋田市で開催され、勇壮な太鼓の音が響く中、200本以上の巨大な竿燈が夜の街を練り歩く。最大の見どころは長さ12m・約50kgの竿燈を、差し手と呼ばれる演技者が手や腰、額、肩の1点で支える妙技。昼と夜は違った雰囲気を味わえる祭りで、時間を調整して会場に足を運んでみるのもオススメだ。

 第4位は38人が選んだ「徳島市の阿波おどり」。阿波おどりは国の重要無形民俗文化財に指定される日本の伝統芸能で、全国各地で開催されている。徳島県の阿波おどりは毎年8月11日から15日に行われ、約100万人以上の観光客が訪れる。色鮮やかな衣装をまとった踊り子たちが、太鼓の音に合わせて軽快に踊る姿が一番の見どころだ。

 第3位は64人が選んだ「仙台七夕まつり」。毎年8月6日から8日に開催され、仙台市中心部と周辺の地域商店街が会場となり、街中が豪華絢爛(けんらん)な七夕飾りや昔ながらの笹飾りで彩られる。5日には前夜祭として「仙台七夕花火祭」が開催され、約1万6000発の花火が打ち上げられる。

 第2位は84人が選んだ「京都・祇園祭」。京都市にある八坂神社の祭礼で、毎年7月1日から31日の1カ月間、数々の神事や行事が盛大に行われる。中でも、7月17日と24日に行われる「山鉾巡行(やまほこじゅんこう)」や「神輿渡御(みこしとぎょ)」が大きな見どころだ。山鉾行事はユネスコ無形文化遺産に登録され、山鉾が都大路を移動する姿は「動く美術館」と称される。氏子たちが2トン余りある神輿を揺さぶりながら歩く神輿渡御のダイナミックな光景も必見。大阪の天神祭、東京の神田祭と並ぶ日本三大祭りのひとつに数えられる。

 第1位は112人が選んだ「青森ねぶた祭」。毎年8月2日から7日に開催される東北を代表する夏祭りで、巨大なねぶたのパレードや花火大会が行われ、国内外から約300万人近くの観客が集まる。「ハネト」と呼ばれる踊り手も見どころのひとつで、「ラッセラー」とかけ声をかけ、囃子(はやし)に合わせて跳びはねながら威勢よく踊って祭りを盛り上げる。正式な衣装を着て運行スタートまでにねぶたの団体に加われば、誰でもハネトとして祭りに参加できる。

 ランキングは以下の通り。

 第1位 青森ねぶた祭 112人

 第2位 祇園祭 84人

 第3位 仙台七夕まつり 64人

 第4位 徳島市の阿波おどり 38人

 第5位 秋田竿燈まつり 25人

 第6位 高知よさこい祭り 24人

 第7位 靖国神社みたままつり 22人

(よろず~ニュース調査班)

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