須藤元気氏「ワクチン」発言、医療従事者には謝罪→玉木代表から「一緒に頑張ろう」エール
元格闘家、パフォーマーの須藤元気元参院議員(47)が3日、東京・東陽町で出陣式を開催。同氏はこの日に公示された参院選(20日投開票)に国民民主党から比例代表で出馬しており、生まれ育った地元から政界復帰への道をスタートした。
気温30度以上の猛暑の中、黒のスーツ姿で登場した須藤氏。2024年以来の政界復帰に向けての第一歩は、自身の地元・東陽町からスタート。集まった地元の有権者や支援者たちに腰を低くして「よろしくお願いします」と握手して回った。
「初心を忘れず頑張りたい」と語った選挙戦については「全国比例がどういうものなのか、票読みとかもよく分からない状態。ただ、自分自身は(6月の)都議選から選挙がスタートした感覚なので、そういった意味ではしっかりアップはできている」と準備万端の様子。「その意味では参院選としては初日ですけど、格闘技で言ったら中盤戦みたいなイメージです」と“専門分野”の例えで現在を説明した。須藤氏は、6月の都議選で江東区から当選を果たした高橋たくみ氏の選挙対策委員長として活動しており、“選挙戦”が続いている状態でもある。
6月30日には東京・新宿での街頭演説後に、玉木雄一郎代表(57)とともに取材に応じた。自身の過去の発言にも言及し「ワクチン(発言)について、科学的に根拠に乏しいとのご指摘をいただきました。その点については、本当に深く反省しております。そして私の発言、発信により、その当時ほんとう一所懸命働いていた医療従事者の方々に、心身ともに大きなご負担をおかけしたことを心からおわび申し上げます」と謝罪していた。謝罪対応後に、玉木代表からは「これから一緒に頑張ろう」と声を掛けられたという。
選挙の中で玉木代表などの応援演説はあるのかという質問には「(榛葉)幹事長はご自分も出られますし、皆さんお忙しいので。一緒に何かできたらうれしいと思いますが…」と明言せず。今後の活動については「私は元気だけが取りえなので。とにかく全国回って、チラシもいっぱい配って、いろいろな話を聞いて頑張っていきたい」と意気込みを語った。
(よろず~ニュース編集部)
