斎藤知事“定例会見は適切か"と問われ「適切に会見させていただいている」「しっかりと答えている」

 兵庫県の斎藤元彦知事(47)が25日、県庁での定例会見で、記者団から「この定例会見について、斎藤知事は現状、適切に行われているとお考えでしょうか」と問われ「記者会見の場というものは、県の政策の発表項目を中心に、質疑に対応させていただいている。運営についても適切に…いろんなご指摘はあるとは思いますけれども、対応はさせていただいていると思っている」と述べた。

 原則週1回、1時間程度開かれる定例会見は、県と県政記者クラブが共催している。「記者クラブから参加を認められている一部記者による知事への誹謗中傷とも取れる不適切な発言、不規則な言動、さらには会見時間の無秩序な延長などが常態化している」として、県が定例会見の運営について記者クラブに指導を行うよう求める請願が提出され、10日の県議会総務常任委員会で審議された。請願は、賛成する委員がいなかったため不採択になった。

 斎藤氏は「県の大事な政策を県民の皆さん、そしてプレスの皆さんにお伝えをさせていただいて、そこを踏まえて質問もしっかりいただきましたので、そこの受け答えをやらせていただいている。政策がしっかり県民の皆さんに説明する場。記者さんにもご理解いただける場として、本当に大事な記者会見の場だと思ってますので、こういった機会というものは大切にしていきたいと思っている」と、定例会見の重要性を示した。

 記者から「現状、適切に運営されているという知事の認識か」と確認された斎藤氏は「そうですね。きょうもこれまで発表項目を発表させていただいて、本当に適切な質問もしていただいてますから、そこに答えさせていただきながら、政策のPR、そして理解を深めていく意味で大変適切に会見をさせていただいていると思っている」と強調した。

 その上で「項目外の質問も、受けるということです。それに対して、私としては自分が答えられることをしっかり答えているつもりではいます。もちろん、記者さんからすると十分ではないという面もあるかもしれないです。そこは自分としても、引き続きしっかり努力をしていきたい」と話した。

 定例会見が1時間程度に限られていることについては「やはり公務がありますので、そこについては時間設定の中でやらせていただかざるを得ないということはご理解いただきたい」と説明した。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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