ヴァイオリニストの前橋汀子（81）が、6日放送予定のテレビ朝日系「徹子の部屋」（月～金、後1：00）に出演する。

　冷戦下のソ連に17歳で単身留学し、海外を拠点に演奏家として活躍後、40代で日本に拠点を移した。司会の黒柳徹子（91）とは若い頃から交流があった。50代の頃、ピアニストだった妹が急死。悲しみにくれる中、夜中に誰かと話したくなり黒柳に電話をしたことがあった。その時、黒柳が優しく慰めてくれたことは今でも忘れられないという。

　長年、日本ヴァイオリン界をけん引してきたが、昨年は60年以上の演奏家生活で初めて肩を痛めてしまい長期間の活動休止を余儀なくされた。診察した医師に「何歳まで演奏したいですか？」と聞かれ、「あと10年、90歳まで演奏したい」と答え驚かれたという。

　前橋は24年7月に「肩腱板断裂」による年内の演奏活動停止を発表。手術・リハビリを経て、25年2月からコンサート活動に復帰している。

　なお、同回は4日に放送予定だったが、放送内容の変更に伴い、6日放送予定に変更となった。4日はプロ野球の国民的スターで元巨人の長嶋茂雄さんの追悼特集が放送される。

（よろず～ニュース編集部）