石丸伸二氏「再生の道」都議選36選挙区に45人立候補 3次選考YouTube公開で視聴結果分析「65歳以上が3割」

 地域政党・再生の道の石丸伸二代表(42)が25日、都内で会見し、東京都議選(6月13日告示、22日投開票、定数127)で36選挙区45人が立候補予定だと明らかにした。

 再生の道は都議選の公認候補者を公募し、1128人が応募。3次選考を経て38選挙区48人が合格し、辞退者や参院選出馬などで最終的に45人になったと説明した。

 合格者48人のうち、男女比は85:15。石丸氏は「女性だから通さなかったというのは一切ありません。近しい数字としては、日本の企業における(女性)管理職の割合が12%ぐらい。仕事ができるかどうかという観点で審査してきましたが、その基準に近い目線というのがここに表れたんではないかと」と分析した。

 年齢は25歳から70歳で「年収の分布を見ると、いわゆるハイクラス人材、年収800万円以上の人が77%。1000万円以上に絞っても64%という一般的な転職市場、社会全体の労働市場に比べると非常に所得の高い層が集まったという結果になっています」と評価した。

 石丸氏は「定年退職をされた方とか、会社を移ったちょうどその端境期にあって今職に就いていない方、産休を取っている方などもありますので、実際はもっと数字が高いと思います。それぞれが稼いでいらっしゃった力というのは、ここに表れていないさらに上のレベルにあるというまとめをしています」とした。

 YouTubeで、3次選考の面接を公開した。「動画の本数は全部で50本。42の選挙区…人の多いところは前後半に分けてます。あとは合格発表、4週に渡って行ってますので4回。合わせて50本の動画。総再生回数は585万回です」と詳細に明かした。

 石丸氏は「平均で取ってみると、11万7000回。政治のコンテンツとして、アベレージ10万再生を超えた。これは快挙と言っていい結果だと感じています。政治を扱ってこれだけ回数が出る。まずなかったと思います」と誇った。

 一方で、視聴者の都道府県別では東京都が22%だったとして「東京都だけに絞ると2割しかない。10万の2割…2万です。2万再生をざっくり42選挙区で割ると、選挙区あたり500弱。500しか見られていないんです。これが今の現状、ネットメディアの限界です。マスメディアの皆さんには引き続き大変期待をしています。この社会を動かせるのは、マスメディアしかないと改めて感じた、感じざるを得なかったという結果です」と語った。

 視聴者の年齢構成では「ほとんどが私(石丸氏)より上の世代です。65歳以上が3割を占めているというのが再生の道の視聴者の属性です」と強調。「若い人の人気で、昨年の都知事選もですし、今これから向かう都議選、参院選何とかなるとハナから思っていません。人口の構成の上でも、マジョリティーは私より上の世代。その世代の皆さんがこうしてYouTubeを介し、YouTubeで再生の道をご覧くださった。もっと言えば、支持してくださっているというこの社会の動きをぜひとも、そのまま伝えていただければ」と訴えた。

 石丸氏は、記者団から都議選の目標について問われ「勝敗ラインというのはない。当選ゼロでも問題ないです。都民に対してより良い選択肢を提示するというのが一番上にある目標なので、応募があった時点で『よし、いける』ですし、今回50人弱の合格者を出せた。ここまで見ても、十分な成果。政治に携わってなかった方を政治の道に足を向けさせた。最終的に50人弱をこの舞台に立たせたという意味では、再生の道の目的はもう既に十分に達成できたとすら感じます」と述べた。

(よろず~ニュース編集部)

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