必ず寝落ちする!?視聴者を夢の世界にいざなう「りさっぴ」 疑似体験動画が人気

 令和の日本では睡眠に悩みを抱える人が多い。そんな中、「絶対に寝落ちしてしまう」「眠ってしまって最後まで動画を見たことがない」というコメントが殺到するYouYubeチャンネルが存在する。それが「りさっぴ ASMR TV」だ。ASMRとは、Autonomous Sensory Meridian Response の略で、音声や映像によって癒しやリラックスを得るジャンルを指している。 

 ささやきボイスで視聴者を夢の世界にいざなっているのは、愛媛県在住で一児の母でもある、ユーチューバーのりさっぴ。りさっぴがYouTubeに投稿しているのは、ロールプレイASMRと呼ばれる疑似体験動画だ。マッサージ・耳かき・病院での診療など、静かな空間での施術を動画でバーチャル体験できる。「りさっぴ ASMR TV」は現在人気急上昇中で、たとえば高級マッサージ店をテーマにした動画は40万回以上も再生されている。

 今回は、ASMR動画作成に関するこだわりなどについて、りさっぴに話を聞いた。

 --りさっぴさんは2019年にYouTubeチャンネルを開設しています。ASMR動画を始めたきっかけをお聞かせください。

 りさっぴ「飲食店のアルバイトをしていた時期に、出勤するのが嫌すぎて、もっと楽な仕事はないかなと思ったのがきっかけです。旦那にそのことを相談したらASMRのことを知っていて、すぐに機材を購入してくれたんです。旦那が言うには、まだその頃ASMRのユーチューバーで顔出ししている人が少なかったそうで、これならいけるかもしれないと思ったそうです」

 --ご主人がプロデューサーとして先見の明があったんですね。では、動画の中で役を演じるための台本は誰が書いているのでしょうか?

 りさっぴ「台本は私が書いています。でも、そんな大それたものではなくて、ティッシュに走り書く程度です」

 --走り書き程度とはいえ、例えばお医者さんの診療の動画では、薬の名称がすべて正確に語られています。

 りさっぴ「それは、何年間も医療事務の仕事をしていたことがあったからです。医師の診察を近くで見たり聞いたりする機会が多かったので、お薬の名前を知っていただけなんです」

 --今後の抱負や、視聴者へのメッセージをお願いします。

  現在は、山や田んぼが近くにあるアパートの一室で、周りの住人さんが寝静まった深夜に動画を撮影しているんです。隣りの部屋のテレビの音などが入ってしまうとマズいので。それでも虫やカエル、鳥の鳴き声が音声に入り込んでしまう環境でストレスを感じていました。しかしこのたび、お家を買いまして、2021年7月の末には静かな環境の一軒家に引っ越すんです。だから、これからは明るい時間でも動画が撮影できるんじゃないかなと期待しちゃっているところです。

(よろず~ニュース特約・近添 真琴)

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