3Dプリンター基幹技術に気付いたのは日本人だった “発明者”は弁理士に転身

 日本生まれのモノや発明は数多くあります。令和になっても、コロナ禍であっても、新しいものを作り出す思いは変わりません。デイリースポーツ紙の企画で好評の「日本生まれのスゴいモノ」から2つを紹介します。

 ◆3Dプリンター

 名古屋市工業研究所に勤めていた小玉秀男さんの開発が起源とされている。1980年前後に3Dプリンターの原型となる光造形法を発明。学会や研究会などで発表したが評価が低く、研究を断念してその後、弁理士に転身。出願していた特許の審査請求権も失効した。

 米国では86年に3Dプリンターの大手「3D Systems」が創業。実用化されたが、誰よりも早くその基幹技術に気付いたのは日本人だった。

  ◆ヤクルト

 ヤクルトの創始者で医学博士の代田稔さんが、京都帝国大学(現京都大)時代に乳酸菌が腸の中の悪い菌を抑えることを発見し、強化培養に世界で初めて成功。1935年に福岡市で乳酸菌飲料ヤクルトの製造販売を開始した。

 独自の婦人販売システムや68年の瓶容器からプラスチックへの変更が普及を後押しした。現在は世界40カ国で販売され、世界で1日当たり4000万本以上飲まれている。

(よろず~ニュース/デイリースポーツ)

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