「働いて稼ぐから」妻・川口葵の言葉に武尊が涙 首のヘルニアも引退一因、それでも戦えた理由
キックボクシングでK-1元3階級制覇王者の武尊(34)が1日、都内で引退会見を行った。ラストマッチと公言して臨んだ4月29日の「ONE SAMURAI 1」で、昨年3月に敗れていたロッタン(28)=タイ=との再戦を行い、5回TKO勝利で雪辱。計4度ダウンを奪う圧倒劇で悲願のONE初タイトルも獲得し、有終の美を飾った。
「先日の試合をもって僕は現役を引退することを決定しました」と報告し、「全部が理想通り。夢の中にいる感覚。実感が湧いてない」と心境を語った。
会見では、引退の一因として、1度目のロッタン戦の後に首のヘルニアを発症したことがあったことも告白。報道陣からは、妻の川口葵から引退を求められなかったかという質問も出た。
これに武尊は「本当に奥さん、強い人なんで、そういうことは絶対言わないんですけど、絶対心配だったと思うし…。子供と遊んであげられるぐらいの体は残してやめてほしいとは言われました」と振り返った。さらに印象深い言葉として、自分が大きなダメージを負って引退してしまったとしても「(私が)働いて稼ぐから。最後まで悔いなくやり切って」と背中を押されたと振り返った。
「すごいうれしかったし、この人と結婚してよかったなって思いましたね」
その時を思い出した武尊は声を振るわせ、涙を拭っていた。
