拳四朗「自分にメリットのある試合ではないのかな」オラスクアガとの再戦に後ろ向き
WBC・WBA世界フライ級統一王者となった寺地拳四朗が14日、WBO同級王者のアンソニー・オラスクアガとの3団体統一戦に否定的な見解を示した。
ユーリ阿久井政悟との激闘から一夜明け、会見に出席した拳四朗は、オラスクアガにはライトフライ級時代に勝利していることを踏まえ「そこまで自分にメリットのある試合ではないのかな、というのは思います」と再戦に否定的な見解を示した。
仮に、カードが組まれたら「気合いを入れてやる」としたが、拳四朗はスーパーフライ級に転級しての“バム”ことジェシー・ロドリゲス戦を希望している。
一方のオラスクアガも同日に会見を行った。拳四朗が自分との試合に乗り気でないことを聞くと「拳四朗選手が思うように階級を変えればいい」と、突き放すようにコメントしつつ、当面の目標である5度防衛を目指すとした。
