歌舞伎俳優の中村獅童が８月２１日に初日を迎えた「超歌舞伎2022」新橋演舞場公演に向けた会見に、息子の小川陽喜くんと出席し、決意を語った。

　バーチャル・シンガーの初音ミクとのコラボレーションという意欲作で、もともとは「ニコニコ超会議」の中の一つの演目として行われていた。歌舞伎の舞台では、これまでに京都で上演されており、今年は福岡、名古屋に続き、新橋演舞場へ舞台を移して行われる。

　東京での公演に力を込める獅童は、中でも、演出上、重要な位置付けになるペンライトを購入しての観劇を、強く呼びかけた。また、初音ミクのファンは法被を着て来てくれることもあるといい、従来の歌舞伎ファンにペンライトの使い方を教えてくれることもあるとして「ミクさんファンは心強い」など、感謝していた。