昨年８月２８日に入籍した映画コメンテーターの有村昆氏（３６）と元日本テレビの丸岡いずみキャスター（４１）が１９日、都内で挙式・披露宴を行った。有村氏が命名した“シネ婚（シネマ結婚式）”は、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズに登場した車・デロリアンが出現するなど華やかなものとなった。有村氏は「人生という名の映画を作っていきたい」と愛妻に改めて永遠の愛を誓った。

　“シネ婚”という命名通り、映画尽くしの演出。食事はすべて映画をモチーフとしており、お色直しでは新婦が「美女と野獣」のヒロイン・ベル風のドレスを着用。２人で「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズに登場した車・デロリアンに乗って現れた。

　宮根誠司アナ（４９）が司会を務め、ミュージシャン・織田哲郎（５４）が「いつまでも変わらぬ愛を」を歌うなど華やかな雰囲気。有村氏はサプライズで自身が作詞・作曲した「キセキの花嫁」を涙ながらに熱唱。丸岡キャスターが「新郎が新婦より先に泣くなんて。逆でしょ」と突っ込み、会場は笑いに包まれた。

　晴れの日を笑顔で迎えた２人だが、結婚までの道のりは平たんではなかった。挙式後の会見で有村氏は、丸岡キャスターが東日本大震災の現場取材後に“震災うつ”を患っていたことを告白。有村氏が献身的に支えたことがきっかけとなり、１２年４月から交際がスタートしたことを明かした。丸岡キャスターは「これからは主婦として彼を支えたい」と引退を示唆。関係者によれば今後、仕事の予定は入っていないという。

　有村氏は「彼女のどん底を見てるので何も怖くない。人生という名の２人だけの映画を作っていきたいです」と晴れやかな表情。丸岡キャスターも「結婚したいのは苦しいときに隣にいて欲しい人。彼がそうでした」と夫に幸せそうに寄り添っていた。