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山本浩之アナ カツラを生放送でカミングアウトした理由…プロデューサーの決断

 型破りアナウンサー度ランキングがあればこの人は間違いなく上位に食い込むだろう。山本浩之アナウンサー(56)。元関西テレビで2013年にフリーとなった。生放送でカツラをとってカミングアウトしたことが話題となり、今では鉄板の“ハゲネタ”で芸人以上の笑いをとる。愛称はヤマヒロ。なぜ番組でカツラをとったのか?“カミングアウト秘話”をどうぞ。

 -山本アナウンサーと言えばカツラを生放送でとったことが大きな話題となり、今も語り継がれています。カミングアウトされたのは関西テレビの「クロスファイア」。

 ええ、そうです。

 -1998年1月のこと。カツラをとった理由として過去の発言では「アナウンサーとは本当のことを伝えるべき。疑問があった」とあります。

 かっこ良く言うとそういうことです。なぜあの時期やったかというとカツラをとる前の7年間、「アタック600」というニュース番組のキャスターを月曜から金曜まで帯でやってたんです。ニュース番組をやっている間はとりたくてもとれないと思っていて。それが97年9月末で僕が終わって後輩にバトンタッチしたんです。帯番組から解放されて、とるんやったらこのタイミングやと思ったんです。

 -では当初は「クロスファイア」を含む番組でとる考えはなかった。

 そうです。番組でもなんでもなく普通にとるつもりやったんです。普通にカツラをとって普通に出勤しようと。社内では僕がヅラということはみんな知ってましたし。

 -なぜ番組でとることに。

 「アタック600」が終わるころにプロデューサーから「クロスファイアという番組を10月から立ち上げるのでお前も手伝ってくれ」と。僕は「アタック600が終わるのでカツラをとるんです。だから僕の商品価値は無いと思います」と答えたんです。そしたらプロデューサーが「そんなことない。『ハゲの時代』というテーマで番組1本つくろやないか」と。クロスファイアという番組は毎週違うテーマで1時間の討論番組でしたから。

 -そういう経緯が。では全く唐突にカツラをとったのではなかった。

 そうです。1時間作り込みました。美術さんなんて喜々として当時高かったレーザー光線を借りてきてました。「うちのアナウンサーがカツラとんねんから安う貸してくれ」って。レーザー光線のものすごいなかでワーッて暗転した瞬間にぼくが帽子とってこの頭が初めて電波に乗ったわけです。

 山本浩之(やまもと・ひろゆき)1962年大阪府堺市生まれ。85年関西テレビ入社。90年から7年間ニュース番組「アタック600」のメーンキャスター。02年FNSアナウンス大賞受賞。06年から「スーパーニュースアンカー」のメーンキャスター。13年にフリー。MBSラジオ「ヤマヒロのぴかいちラジオ」で日本民間放送連盟賞生ワイド番組部門で最優秀賞受賞。出演番組にMBSテレビ「ちちんぷいぷい」(月から木、後1時55分)。関西テレビ「ちゃちゃ入れマンデー」(火曜、後7時)、MBSラジオ「ヤマヒロのぴかいちラジオ」(金曜、後9時)、同「茶屋町ヤマヒロ会議」(日曜、前10時)。家族は妻と3人の息子。生放送でカツラをとって大きな話題を集める。趣味はギター。

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