清原和博被告の保釈、弁護人が請求

 元プロ野球選手の清原和博被告
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 覚せい剤取締法違反(所持、使用)の罪で起訴された元プロ野球選手の清原和博被告(48)の弁護人は16日、東京地裁に保釈請求を行った。

 地裁が保釈を認め、保釈金が納付されれば、17日にも勾留中の警視庁本部から保釈される。身元引受人として名乗りを上げていた薬物依存症リハビリ施設「館山ダルク」代表の十枝晃太郎氏(45)はこの日、デイリースポーツの取材に応じ、今後も清原被告へのアプローチを続けていく考えを明かした。

 この日は申請が受理されず、保釈は17日以降に持ち越された。

 引受人は不明だが、十枝氏は清原被告に手紙で引受人になる意思を伝えたことを認め「本人には届いていないのでしょう。身元引受人は私ではありません」と明かした。ダルクが勾留中の薬物使用者に対して行う「メッセージ活動」の一環で、手紙で提案。保釈金も「500万円ぐらいまでなら」と立て替える用意をしていた。

 その上で「最初は専門の病院で治療して、その後はぜひうちに来て更生プログラムを受けてほしい」と説明。2014年に同容疑で逮捕された歌手のASKA(58)が保釈後に入院した千葉の病院を「唯一の専門治療機関」として挙げた。

 十枝氏はASKAにも同様のメッセージを送り、同院を紹介。その後、館山ダルク入所を促す予定だったが、病院が紹介した群馬のダルクに入ることになったという。「ダルクも場所によって、個人対応を細かくできるところとそうでないところがある。清原さんには個人対応が望ましいと思うし、館山ダルクならそれができます」と説明した。

 近年の薬物事件ではASKA、歌手で女優の酒井法子(45)が申請から中2日で保釈され、歌手で俳優の押尾学(37)は申請から2日後に保釈が認められている。

 清原被告は薬物の入手ルートを明かしていないとされ、逃亡や証拠隠滅の恐れがあるとして保釈が認められない可能性もある。

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