海援隊・中牟田が食道がん、初期発見

 フォークトリオ・海援隊の中牟田俊男(66)が食道がんであることが10日までに分かった。関係者によれば「かなり初期」で、11日にも都内の病院に入院し、手術を受けるという。海援隊は当面、武田鉄矢(66)と千葉和臣(64)で活動しつつ復帰を待つ。

 関係者によれば、中牟田は11月頃から逆流性食道炎が悪化。親しい医師に相談すると胃カメラを勧められ、がんが発覚した。武田と千葉には12月半ばに直接伝え「あまり騒がないでほしい」と希望。昨年の仕事は全て済ませた。中性脂肪や血糖値が高めではあったが大病はなく、酒が好きな分、走ったり歩いたりと健康には気を遣っていたという。

 50年来の仲である武田は、海援隊の公式サイトで「数年前(2011年)は私自身が己の病(大動脈弁狭窄症)で待たせたことがありますので、今度は私が待つ番」と記した。

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