着ぐるみ姿の不審人物が少女の後をつける 映画化もされたメジャーな児童書キャラ カナダ警察が刑事捜査へ
カナダの住宅街で、児童書の有名キャラクター「キャット・イン・ザ・ハット」の着ぐるみを着た人物が10代の少女の後をつける事件が発生した。
事件が起きたのは8月24日午後9時ごろで、ブリティッシュコロンビア州ウェストケロウナのシャムロック・ドライブ沿いの住宅街。路上を歩いていた少女が、赤と白のストライプ柄の帽子に白黒の衣装を身につけた謎の人物に追跡された。少女は無事に自宅へ逃げ込み無傷だったが、相手の身元は判明しておらず、王立カナダ騎馬警察(RCMP)は、夜の路上に立つ着ぐるみ姿の不審人物の画像を公開した。
ウェストケロウナRCMPのデヴォン・ゲリッツ巡査部長は、今回の事件を「懸念すべき悪ふざけ」とし、キャラクターの仮装自体は犯罪ではないものの、相手に恐怖を感じさせるような追跡行為は刑事ハラスメント罪に問われる可能性があると指摘している。「本人が冗談のつもりであったとしても、若者を追い回して安全を脅かす行為は極めて問題だ。いたずら目的であっても、相手が恐怖を感じれば重大な法的責任が生じることを理解すべきだ」と語った。
警察は周辺の防犯カメラやドライブレコーダーの映像提供を求めると同時に、保護者に対して危険を感じた際の防犯対策を子供と確認するよう呼びかけている。
「キャット・イン・ザ・ハット」は、1957年にアメリカの絵本作家ドクター・スースが発表した児童書で、2003年には俳優マイク・マイヤーズ主演で実写映画「ハットしてキャット」(日本では劇場未公開)としても製作された人気作品だ。しかし今回の事件では、親しまれたキャラクターが不気味な不審者として現れており、警察は単なるいたずらに留まらない事案として捜査している。
(BANG Media International/よろず~ニュース)
