世界的ラッパーが謝罪「破壊的なものに引き寄せられてしまった」昨年は4カ月にわたり精神的混乱
ラッパーのカニエ・ウェストが、過去の反ユダヤ的言動について「深く恥じている」と公の場で謝罪した。カニエはウォール・ストリート・ジャーナル紙に全面広告の公開書簡を掲載し、長期にわたる躁状態が判断力を失わせたと説明した。
カニエは双極性障害について「この病気が一番怖いのは『助けはいらない』と説得してくるところだ。盲目なのに、自分は見えていると信じ込ませる」と記し、「現実を見失い、後悔すべき言動をしてしまった」と振り返った。さらに「愛する人ほど傷つけた。恐怖や困惑、屈辱を味わわせてしまった」とし、自分が「本来の自分から乖離していた」と述べた。
また、ナチスの象徴である鉤十字を選んだ理由について「破壊的なものに引き寄せられてしまった」と説明。「あの状態の自分の行動を深く後悔している。責任を取り、治療と変化に取り組む」と強調し、「自分はナチスでも反ユダヤ主義者でもない」と明言した。
2025年初頭には4カ月にわたり精神的混乱が続き、「生きていたくない瞬間もあった」と告白。黒人コミュニティーに対しても「支えてくれたのに失望させてしまった。心から申し訳ない」と謝罪した。
そのうえで「どん底まで落ちた数カ月前、妻に助けを求めるよう促された」と治療へ向かった経緯を説明し、「いまは薬、療法、運動、健全な生活で新しい基準をつかみつつある」と語った。
今後は音楽やデザインなど「前向きで意味のある創作」に力を注ぐとし、「同情も特別扱いも求めない。ただ、帰る場所を見つけるまで少し理解と時間をほしい」と結んでいる。
(BANG Media International/よろず~ニュース)
