「テロ組織」非難の世界的歌姫 米国土安全保障省は猛反論「ゴミのようなレトリック」
シンガー・ソングライターのビリー・アイリッシュ(24)が、米国移民税関捜査局(ICE)を「テロ組織」と呼び激しく糾弾した。先週末、アトランタで、マーティン・ルーサー・キング牧師の理念を継承する「MLK Jr. 環境正義賞(Environmental Justice Award)」を受賞したビリー。そのスピーチでもICEによる不法移民の取り締まりや暴力行為及びドナルド・トランプ大統領の強硬政策を非難していた。
ビリーはこう話す。「正直自分はこの賞を受ける資格があるとはまったく思っていません。今の国や世界の状況を踏まえて、環境正義の実現がこれまで以上に困難に感じられるこの時期に、その活動が称賛されるのはとても奇妙なことです」「隣人が拉致され、平和的な抗議者が暴行され殺害され、私たちの公民権が剥奪され、気候危機と闘うための資源が化石燃料や地球を破壊する畜産のために削減され、食糧や医療へのアクセスが、すべてのアメリカ人のための新しい基本的人権ではなく、富裕層の特権になっているのを目にします」「この政権が、地球の保護を優先事項にしていないことは明らかです。自分の家や街で安全を感じられなくなった今、祝福の気分になることは困難です」
一方で、キング牧師の理念に触発された今回の授賞式そのものには敬意を表し、「キング牧師のメッセージを中心に活動しているすべての人たち、そしてこの大きなコミュニティーに感謝しています」と述べ、自身のルーツである両親への感謝も付け加えた。
ビリーは今月初めにミネアポリスでICEの捜査官が37歳の女性(レネ・ニコル・グッドさん)を射殺した事件を受けて、自身のインスタグラムストーリーでICEを「テロリスト集団」と非難していた。これに対し、米国土安全保障省(DHS)は猛反論を展開。DHSのトリシア・マクラフリン次官補は、ビリーの発言を「ゴミのようなレトリック」と切り捨て、「こうした扇動的な発言こそが、法執行官に対する暴行や車両突入事件を劇的に増加させている原因だ」と非難している。
(BANG Media International/よろず~ニュース)
