伝説的ロックバンドのベーシストが63歳で逝去 友人シンガー「あなたがいなくなるのが本当に寂しい」
ザ・ストーン・ローゼズのベーシストとして知られるマニさん(本名ゲイリー・マウントフィールドさん)が死去した。63歳だった。兄弟のグレッグさんがフェイスブックで訃報を伝え、「最も重い心で兄弟ゲイリー・マニ・マウントフィールドの悲しい死を発表いたします」と記した。
甥もXで追悼の言葉を寄せ、2023年にがんで亡くなった妻イメルダさんと「天国で再会するでしょう」と綴っている。
死因の詳細は公式には発表されていないが、関係者が英紙デイリー・メールに話したところによれば、マニさんはストックポートの自宅で倒れ、救急車が呼ばれたものの手遅れだったという。
ハッピー・マンデーズのシンガー、ロウェッタは「あなたがいなくなるのが本当に寂しい。家族や仲間、彼を愛したすべての人へ愛を送ります」と追悼した。マンチェスターの慈善団体ART for MCRも「街のビートはもう同じではありません」と故人を偲んでいる。
マニさんの死は、英国でのトークツアーを発表してからわずか1週間後のことだった。そのツアーではザ・ストーン・ローゼズやプライマル・スクリームでのキャリア、1990年の伝説的なスパイク・アイランド公演などを振り返る予定だった。
マニさんはザ・ストーン・ローゼズで名声を得た後、1996年の解散後にプライマル・スクリームに加入した。2011年には同バンドを離れ、ザ・ストーン・ローゼズ再結成のスタジアムツアーに参加していた。
